「宅建の試験って、当日は何時から始まるんだっけ?」「勉強は何ヶ月前から始めれば間に合うの?」そんな疑問や不安を感じていませんか?
初めての受験だと、試験当日のスケジュールはもちろん、申し込みが何時から始まるのか、合格発表は何時に見られるのかなど、時間に関する疑問が尽きないものですよね。
実は、私自身も受験生のときは「何時から並ぶのが正解なんだろう?」「お昼ご飯はいつ食べればいいの?」と当日の朝までソワソワしていました。特に試験会場独特のピリピリした空気感は、一度味わうと忘れられないものがあります。
この記事では、試験当日の詳細なタイムスケジュールから、合格に向けた理想的な学習スタート時期まで、宅建に関する「時間」の悩みをすべて解消できるようにお話しします。
この記事で分かること
- 試験当日の開始時刻と絶対に遅れてはいけない集合時間
- 遅刻の許容範囲と試験会場への入室禁止ルール
- 例年の申し込み受付期間と合格発表の公開時間
- 合格に必要な勉強時間から逆算した学習開始のタイミング
宅建試験は何時から?当日の時間割と合格発表

まずは、最も重要な試験当日のタイムスケジュールについてお話しします。当日は独特の緊張感がありますから、事前に「何時に何をすべきか」を頭に入れておくだけで、心の余裕が全然違いますよ。特に「魔の30分間」と呼ばれる待機時間の過ごし方は、合否を分けると言っても過言ではありません。
宅建試験は何時から何時まで実施される?
宅建試験の実施時間は、原則として13時00分から15時00分までの2時間です。
お昼過ぎからのスタートなので、午前中に最終確認をする時間は十分にありますね。
「13時開始なら、12時50分くらいに席に着けばいいかな?」と思う方もいるかもしれませんが、それは絶対にNGです。
なぜなら、12時30分から試験監督による重要事項の説明(注意事項の説明)が始まるからです。この時間になると、参考書やノートなどの学習用具はすべてカバンにしまうよう指示されます。さらに、携帯電話やスマートウォッチなどの通信機器は電源を切り、配布される所定の封筒に入れて封をする作業もこの時間帯に行われます。
私が受験した際も、12時30分になった瞬間に試験監督のアナウンスが始まり、会場の空気が一気に張り詰めました。まだテキストを見ている人がいると、「しまってください」と個別に注意されることもあります。
この12時30分から13時00分までの30分間は、受験者は何もすることができない「空白の時間」となります。
トイレに行くことも原則として認められません(体調不良等の緊急時は挙手して試験監督の付き添いが必要)。そのため、この時間までには着席し、トイレも済ませておくことが非常に強く推奨されています。
当日の重要タイムライン
- 12:30:説明開始(着席完了の目安・テキスト格納)
- 12:30〜13:00:問題用紙・解答用紙の配布、受験番号等の記入
- 13:00:試験開始の合図
- 15:00:試験終了
この30分間をどう過ごすかが意外と重要です。
手持ち無沙汰になって不安なことばかり考えてしまうと、試験開始前にメンタルを消耗してしまいます。
私は、目を閉じて深呼吸を繰り返したり、「自分はできる」と心の中で唱えたりして、集中力を高める瞑想の時間に使っていました。
「試験は13時からだから」と油断せず、12時30分には席について、戦闘モードへの切り替えを完了させておく余裕を持つことをおすすめします。
免除科目の受験者は何時から開始?
登録講習修了者(いわゆる5問免除の方)は、一般受験者とは試験時間が異なります。免除科目がある場合、試験時間は13時10分から15時00分までの1時間50分となります。
一般受験者が試験を開始して最初の10分間、免除者の方はまだ待機状態です。「たった10分の差?」と思うかもしれませんが、5問分の解答(問46〜問50)が免除されている分、他の45問に対してじっくり時間を使えるのは大きなアドバンテージですよね。
単純計算すると、一般受験者は1問あたり約2分24秒使えるのに対し、免除者は約2分26秒使えることになります。微々たる差に見えますが、難問で迷ったときにこの数分の余裕が精神的な支えになります。
会場によっては、一般受験者と同じ教室で受験する場合と、免除者だけの教室に分けられる場合があります。同じ教室の場合は、13時00分に一般受験者が一斉にページをめくる音が響き渡る中で、あと10分待たなければなりません。この音が意外とプレッシャーになるという話もよく聞きます。「周りはもう始めているのに、自分だけ待機…」と焦らないよう、事前にシミュレーションしておきましょう。
終了時刻は一般受験者と同じ15時00分です。退室のタイミングも同じですので、周りの受験生と一緒に解散することになります。
試験当日は何時から並ぶのが理想的か

「何時から会場に入れるの?」「いつ並べばいい?」というのも気になるところですよね。
試験会場にもよりますが、多くの会場では11時30分頃から12時00分頃に開場することが一般的です。
11時45分〜12時00分頃に会場入り口に到着し、そのままスムーズに入室するのがベストです。席を確認したら、まずはトイレの場所を確認し、早めに済ませておきましょう。
特に注意したいのが「トイレ問題」です。大学のキャンパスなどが会場になることが多いですが、数千人規模の受験生が一斉に集まるため、試験直前のトイレ(特に女性用)は想像を絶する長蛇の列になります。
「12時20分頃に行けばいいや」と思っていると、列が進まずに12時30分の説明開始に間に合わなくなるリスクすらあります。会場に着いたら荷物を置いて、何をおいてもまずはトイレを済ませる。
そして12時15分頃には席に戻り、最後のテキスト確認をする。これくらいの余裕を持った行動計画を立てておくのが、合格への隠れた秘訣かなと思います。
当日の具体的なシミュレーション
| 06:30 起床 | 試験開始の6時間前には起き、脳を覚醒させます。 |
| 10:00 出発 | 会場までの所要時間が1時間だとしても、トラブルを見越して早めに出ます。この時、受験票とBまたはHBの鉛筆(シャーペン可ですがマークシートには鉛筆が最適です)、腕時計を必ず再確認してください。 |
| 11:30〜12:00 | 会場到着 開場と同時、遅くとも12:00には到着します。 |
| 12:00〜12:15 | トイレ・水分補給 |
| 12:30 | 注意事項説明開始: ここからはスマホの電源を切り、参考書をしまいます。 |
| 12:30〜13:00 | 空白の30分: 何もできないこの時間は、深呼吸をして「自分は合格する」と自己暗示をかける時間です。周りが緊張していても、あなたは12:00から会場にいるので、すでに場の空気に馴染んでいるはずです。 |
| 13:00 試験開始 | 合図とともに問題用紙を開きます。 |
試験開始後の遅刻や入室禁止のルール

絶対に避けたいのが遅刻ですが、電車の大幅な遅延や予期せぬトラブルに巻き込まれる可能性はゼロではありません。
万が一のために、ルールを正確に把握しておきましょう。
宅建試験では、13時30分を過ぎると入室が禁止され、いかなる理由があっても受験することができなくなります。(出典:一般財団法人不動産適正取引推進機構「宅建試験のFAQ」)
つまり、試験開始から30分までは遅刻が認められていますが、それを1分でも過ぎるとアウトです。
登録講習修了者の場合は、試験開始が10分遅いため、13時40分が入室禁止時刻となります。
「電車の遅延証明書があれば大丈夫ですよね?」と聞かれることがありますが、宅建試験の実施要領には「公共交通機関の遅延であっても、指定時刻を過ぎた場合は受験できない」といった厳しい規定があるのが通例です。
大規模な災害などで試験実施団体が特別な対応を発表しない限り、個別の事情は考慮されないと考えた方が安全です。
試験時間中の途中退出は原則として認められていません。
早く解き終わっても、試験終了の15時まで席を立つことはできないので注意してください。
体調不良やトイレなど、やむを得ない場合は手を挙げて試験監督の指示に従う必要がありますが、一度退室すると再入室できないケースもあるため、自己管理は徹底しましょう。
また、もし30分以内の遅刻で入室できたとしても、試験時間は延長されません。
周りがカリカリと問題を解いている静寂の中に、息を切らして入室するのは相当なメンタルを要します。
実力を発揮するためにも、時間厳守は絶対条件ですね。
宅建の合格発表は何時から見られる?

試験が終わった後、自己採点で一喜一憂する日々を過ごし、次に気になるのが「合格発表」の時間ですよね。
合格発表は、例年11月下旬(近年は11月の最終火曜日や水曜日あたり)に行われます。
発表当日は、午前9時30分から「一般財団法人 不動産適正取引推進機構」のホームページで合格者の受験番号が公開されます。この時間はアクセスが集中してサイトが非常に繋がりにくくなることがあります。何度リロードしても画面が変わらない…ということも珍しくありませんが、焦らず待ちましょう。
ちなみに、合格基準点(いわゆる合格ライン)もこの時に初めて公式発表されます。
予備校の予想点数と1点ズレることも稀にあるので、自分の番号があるかどうかを目視で確認するまでは安心できません。
合格していれば、合格発表の日から数日以内に簡易書留で「合格証書」が自宅に届きます。不合格の場合は通知が一切来ないというのも宅建試験のシビアなところです(ハガキすら来ません)。
9時30分ジャストにスマホを握りしめて番号を探すあの瞬間のドキドキは、受験生全員が通る道です。
宅建試験の持ち物チェックリスト
試験の準備はばっちりでも、当日試験に必要なものを忘れたら元も子もないですよね。受験票に記載の持ち物をしっかり確認して、前日には準備しておきましょう。
| 必須アイテム | 備考・注意点 |
| 受験票 | 最重要。万が一忘れた場合は会場の「相談係」へ直行。 |
| B/HBの鉛筆 | マークシートの塗りつぶしに最適。予備も含めて3本以上。 |
| プラスチック消しゴム | よく消えるものを2個用意。 |
| 腕時計 | スマートウォッチは不可。計算機能がないシンプルなもの。 |
| スリッパ | 会場が土足厳禁の場合に必要(受験票の記載を確認)。 |
よくある質問(FAQ)
Q1:試験中にトイレに行きたくなったら、途中退出はできますか?
原則として、試験時間中の途中退出は認められていません。ただし、体調不良やトイレなどやむを得ない場合は、挙手をして試験監督員の指示を仰ぐことができます。しかし、一度退出すると再入室が認められないケースや、監督員がトイレまで同行するケースなど、対応は会場によって異なります。やはり、12:30の説明開始前に済ませておくのが鉄則です。
Q2:置き時計は使えますか?
はい、使用可能です。ただし、通信機能や計算機能がついているもの(スマートウォッチ等)や、音が鳴るものは禁止されています。会場に時計がない場合も多いので、必ず持参しましょう。
Q3:登録講習修了者(5問免除者)の試験時間は?
5問免除の方は、試験時間が短縮され13:10〜15:00となります。ただし、注意事項の説明などは一般受験者と同様に行われるため、集合時間は同じく余裕を持って設定することをお勧めします。
宅建の準備は何時から?申し込みと学習計画
ここからは、試験当日より前の「準備期間」に焦点を当てていきます。
「気づいたら申し込みが終わっていた…」なんてことにならないよう、申し込みのタイミングや、合格するための勉強開始時期について、具体的なスケジュール感を見ていきましょう。
宅建の申し込みは何時から始まる?

宅建試験の申し込みは、例年7月に行われます。
試験日は10月ですが、申し込みは夏真っ盛りの時期なので注意が必要です。
申し込み方法には「インターネット申し込み」と「郵送申し込み」の2種類があり、それぞれ期間が異なります。
- インターネット申し込み:7月上旬〜7月下旬(例:7月1日〜7月31日など)
- 郵送申し込み:7月上旬〜7月中旬(例:7月1日〜7月16日頃など)
以前はインターネット申し込みの期間が短かったのですが、近年は利便性向上のため、インターネットの方が受付期間が長く設定される傾向にあります。
インターネット申し込みの場合、受付開始初日の9時30分から入力可能になるケースが多いです。
「期間は1ヶ月あるから大丈夫」と後回しにするのは危険です。
なぜなら、希望の試験会場が選べなくなる可能性があるからです。
特に、アクセスの良い大学のキャンパスや、人気のある会場は、受付開始から数日で定員に達してしまうことがあります。定員が埋まると、自宅から遠い会場しか選べなくなり、当日の移動負担が増えてしまいます。7月1日になったらすぐに公式サイトをチェックし、早めに手続きを済ませることが、合格への第一歩と言えるでしょう。
宅建の勉強は何時から始めるべき?

「いつから勉強を始めれば間に合うのか?」というのは、これから受験を考える方にとって最大の悩みどころですよね。
早すぎても息切れするし、遅すぎれば間に合わない。
結論から言うと、標準的なスタート時期は4月〜5月(試験の約半年前)です。
この「半年間」という期間には理由があります。
人間の脳は、一度覚えたことでも時間の経過とともに忘れてしまう「忘却曲線」という性質を持っています。
宅建の試験範囲は、民法(権利関係)、宅建業法、法令上の制限など多岐にわたります。
半年あれば、一通り学習した後に、忘れてしまった知識をもう一度呼び起こす「反復学習」の時間を確保できるのです。
もちろん、もっと早く(1月頃)から始めるに越したことはありませんが、あまりに期間が長すぎると中だるみしてしまうリスクもあります。
逆に、7月や8月の申し込み時期から勉強を始めて合格する方もいますが、これはかなりの短期集中型で、毎日相当な勉強時間を確保する必要があります。「ゴールデンウィーク明けから本気出す」くらいの気持ちで、春頃にテキストを購入してパラパラと読み始めるのが、最も無理のないペース配分かなと思います。
必要な学習時間から逆算する開始時期

勉強開始時期を決める際は、合格に必要な総学習時間から逆算して考えるのが一番確実です。
一般的に、宅建合格には300時間〜400時間の勉強が必要と言われています。
法律系の資格の中では比較的取り組みやすい部類ですが、それでも数百時間の積み上げが必要です。
もし法律の知識が全くない初学者の方であれば、余裕を持って400~500時間を見積もっておくのが安全です。
これを具体的な日々のスケジュールに落とし込んでみましょう。
1日あたりの学習時間シミュレーション(総学習時間400時間の場合)
- 4月から開始(約6ヶ月・180日):
400時間 ÷ 180日 ≒ 1日あたり約2.2時間
→ 平日1.5時間、休日4時間などで達成可能な現実的ライン。 - 7月から開始(約3ヶ月・90日):
400時間 ÷ 90日 ≒ 1日あたり約4.5時間
→ 社会人が働きながら毎日4.5時間を確保するのは至難の業。
こうして数字で見ると、4月スタートの優位性がよく分かりますね。
社会人の方が、仕事を終えて帰宅してから毎日4時間以上勉強するのは、体力てきにも精神的にもかなりハードです。通勤時間の30分、昼休みの20分、寝る前の1時間…といった「スキマ時間」を積み重ねて2時間を確保するのが、継続のコツです。
無理な計画は挫折のもとです。自分の生活スタイルに合わせて、現実的な開始時期を設定しましょう。
宅建の過去問は何時から取り組む?
テキストを読み込むインプットも大切ですが、宅建試験で最も重要なのは「過去問演習」です。
合格者の多くは「テキストよりも過去問に時間をかけた」と口を揃えます。
では、過去問はいつから解き始めればいいのでしょうか?
理想は、テキストを一通り読み終えたらすぐに、あるいは単元ごとの学習が終わるたびにです。
よくある失敗パターンが、「テキストを全部完璧に暗記してから過去問をやろう」と考えて、試験直前の9月頃まで過去問に手をつけないケースです。
これは非常に危険です。なぜなら、宅建試験は「知っていること」と「問題が解けること」がイコールではないからです。独特の言い回しやひっかけ問題に慣れるためには、早期から過去問に触れる必要があります。
遅くとも、試験の3ヶ月前(7月〜8月)には過去問演習をメインの学習に切り替えていないと厳しい戦いになります。
最初は全く解けなくて当然です。
「解く」というより「過去問の解説を読む」という感覚で大丈夫です。私は、テキストの「宅建業法」の章が終わったら、すぐにその分野の過去問を10年分徹底的に回す、という「サンドイッチ方式」で勉強していました。これにより、試験に出るポイントが明確になり、効率的に知識を定着させることができます。
早期と短期それぞれの学習スケジュール

最後に、タイプ別の学習スケジュールを簡単にまとめておきます。
あなたの性格や確保できる時間に合わせて選んでみてください。
【コツコツ型:1月〜3月スタート】
かなり余裕があります。
最初のうちは1日30分〜1時間程度でもOKです。
この時期にオススメなのは、理解に時間がかかる「民法(権利関係)」をじっくり攻めることです。
民法は単なる暗記では太刀打ちできず、論理的な思考力が求められます。
直前期に詰め込むのは難しい科目なので、春までに民法の基礎を固めておけば、後半戦が驚くほど楽になります。
【短期集中型:7月〜8月スタート】
ここからのスタートは「時間との勝負」であり、戦略的な「捨て科目」を作る覚悟も必要です。
満点(50点)を目指すのではなく、合格ライン(35点〜38点)を超えることに特化しましょう。
具体的には、「宅建業法」で満点近くを取ることを最優先にします。業法は暗記量が比較的少なく、努力が点数に直結しやすいからです。
一方で、範囲が膨大で難解な民法の一部は深入りせず、頻出分野(借地借家法など)に絞る勇気も必要です。模試などを活用して、自分の弱点をピンポイントで補強していく効率性が求められます。
宅建試験は何時から対策すべきかまとめ
今回は「宅建 何時から」というキーワードをテーマに、当日の時間割から学習計画まで幅広く解説しました。
試験当日は13時開始ですが、12時30分の説明開始までに着席して、心を落ち着ける「魔の30分間」を制することが合格への第一歩です。
また、勉強に関しては「思い立ったが吉日」ですが、無理なく確実に合格を目指すなら、春頃(4月〜5月)からのスタートが最もバランスが良い選択と言えます。
時間は誰にでも平等ですが、その使い方次第で合否が分かれます。
「まだ時間があるから」と思っていると、あっという間に試験日はやってきます。この記事を読んだ今日が、あなたにとっての「宅建合格へのスタートライン」になることを願っています。
※試験日程や申し込み期間は年度によって変わる可能性がありますので、必ず公式サイトの最新情報を確認して、カレンダーに赤丸をつけておいてくださいね。




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